2011/12/24
下水道使用料値上げを否決(12月議会最終日12月22日)
12月議会最終日は、議会運営委員会他に書いたように、各委員会への付託議案について、委員長から審査報告があり、その後、委員長への質疑、討論、採決がありました。
し尿処理手数料の値上げの議案については、総務委員会での審査結果が全員反対の否決であったことが報告されました。委員会での審査内容と結果については、すでに会派会議のなかで報告を聞き、意見交換をして問題点を理解していたので、私も反対をしました。
し尿処理については、エコ・エネルギーセンターをNEDOから無償譲渡を受ける際に、エコ・エネルギーセンターにし尿を投入できれば、施設維持管理費など8000万円の減額が可能という説明もあり、かつ、市長が審査を付託された委員会において、し尿投入を明言したことから、委員会はエコ・エネルギーセンターの無償譲渡を一旦可決しました。
しかし、地元地区には事前に一切知らされていなかったため、市長の突然の発言を受けて、はじめてし尿投入を知った地元区から受け入れ拒否の緊急要望が提出され、これを受け委員会は裁決を取り消し、継続審査としました。その後、市長はし尿投入を撤回しました。
今回のし尿手数料の値上げは、し尿処理が特別会計ではないのに、一般会計の充当率を引き下げると言う説明であることと、エコ・エネルギーセンターにし尿を投入できていれば経費が削減でき、値上げが必要なかったものであり、市長が責任を持って同等の経費削減を図る責任を果たしていないことからも反対するとの考えに賛同しました。
し尿手数料の値上げは、賛成2名、反対21名で否決となりました。
また、下水道使用料金の値上げの3議案については、すでに、下水道料金等値上げに反対、委員会否決、浄化槽条例改正案の一部修正を提案(委員会否決)に委員会での模様は書いています。ご覧ください。
本会議では、3議案とも、賛成3名、反対20名で否決となりました。
このほかにも多くの議案がありましたが、ここでの報告はしません。