2013/01/07

辺境から世界を変える

加藤徹生著「辺境から世界を変える」を読みました。


本の帯には「何もないから、たたかえる。」とあります。

すべてが揃った国に暮らしていると、先端技術に目が行き、適正技術という新しい可能性には気づきません。

フランチャイズモデルが展開できる国に住んでいると、スケールアウトという新たな地域展開の必要を感じないだけでなく、社会的影響の拡大を目指すこともありません。

そして、GEのように、新興国や途上国などの成長が見込まれる市場での勝負が企業活動の生命線となると考え、基本形となる製品を新興国や途上国の市場に合わせて開発し、機能を追加した製品を先進国市場に投入するというリバース・イノベーションを戦略として、戦略や開発とといった企業の基幹機能も、すでに新興国に移しはじめている企業もあります。

この本で辺境とされる貧困層市場には37億人がいます。
当たり前と思っていること、先入観を捨てて、当事者としてしてビジネスの手法をすべて活用してイノベーションに挑むこと。では、京丹後でのイノベーションは何だろう?