すでに読みかけている本もありますが、8月に読むつもりで買った本です。このうち7冊はアマゾン出品の中古品を買ったものです。
「働かないアリに意義がある」は、社会性昆虫の最新知見と、役割別の働きや「7割は休んでいて1割は働かない」ということの意味をかくにんしたいとおもっています。大学時代に比較行動学に出会い、コンラート・ローレンツやアイブル・アイベスフェルトの著作も読んでいたので、興味を持っています。「ゆとりの法則」は、トム・デマルコがマイクロソフト、ヒューレット・パッカード、IBMなどのコンサルタントを務めた経験を踏まえ、効率重視の管理方法に異を唱え、プロジェクト管理における「ゆとり」の重要性を指摘しています。効率重視に疑問を感じるなかで、読もうと思った本です。
「村の遊び日」、「生きることの近世史」、「氏と戸籍の女性史」の3冊は、現代を考えなおすために、近世史を知ることが役に立つとの思いから、選んだものです。
「日本海軍400時間の証言」は、毎年8月に戦争を振り返るために読んでいるなかで選んだ本で、昨年は、「組織の不条理(なぜ企業は日本陸軍の轍を踏み続けるのか)」、「兵士たちの戦争4」を読みました。
「貧困連鎖」、「助けてと言えない」は現在の負の側面と底辺をしっかり勉強し直すため、そして「隣人の時代」、と「撤退の農村計画」は対応策についての一助として読もうと思っています。
尊敬する山田方谷関連の2冊はまだ読んでいなかった本で、「隠れた人材価値」は、定説と違い、人間臭さとぬくもりがある企業が高業績を上げているアメリカの実態を調査したものだということで関心があり、「今こそ、ケインズとシュンペーターに学べ」は、書評から関心を持った本です。