8月18日と19日に昼夜に分けて12会場で試行的に実施した「市民と議会の懇談会(議会報告会)」について、参加状況や、参加市民のアンケートなどをもとに、委員会で検証と評価を行い、今後の「議会報告会」のあり方について意見交換をしました。
全体として、昼間の参加者が少なかったのですが、アンケートでは夜間の参加者においても、昼間の開催を求める意見もあり、1回だけの試行的な実施のみで早急な結論を出すべきではないとの意見が多く出され、次回の「議会報告会」は、夜間の開催は平日とし、昼間の開催は土日を活用して実施することに決定しました。
全体的に関心を高める取り組みをして参加者を増やす必要があり、さりとて、参加者が多ければよいというわけでもなく、自由に意見を言ってもらえる雰囲気づくりが大切であり、市民のみなさんが気軽に参加しやすいように、開催会場については、今回と同じく、旧町の中心の大きな会場で実施するのではなく、市民局長と調整して各町2地区で行います。
また、今回、議員が個人の意見を発言できるようにしたことは、議員、市民の双方から評価が高く、問題もなかったので次回も継続することとしました。
そして、議会報告の時間は今まで通り30分として、懇談の1時間30分をメインとし、事前にチラシを配布して、懇談のテーマを市民に周知することを決定しました。テーマは、「火葬場の建設、下水道料金の値上げ、し尿処理費の値上げについて」です。
従前からの課題として、「議会報告会」は決定事項の報告に議会が地域に出向く傾向が強く、過去には例外的に、エコ・エネルギーセンター条例審議中に施設の地元である黒部地区での開催や、学校再配置計画審議中の6会場での開催がありましたが、議員だけでなく市民からも事後ではなく事前の開催を求める声もあり、今回は重要課題について、議会での意思決定の前に、市民との懇談をして意見交換をしっかり行う事前型で試行的に実施します。
また、議員報酬と定数については、欠席者があるなかでの議論は避け、9月1日の議会、議員全員協議会終了後に委員会を開き、日程調整をすることにしました。