2011/08/09

産業建設委員会・管内視察(2)

 引き続き、「丹後温泉はしうど荘」に行きました。昭和59年の建設で、3年かけて平成15年にリニューアルを終えていますが、配管や設備が古いため、しょっちゅう壊れていて、毎年の投資が必要とのことでした。平成22年度は、集客シーズンの11月から2月にかけて、泉源が壊れたため、その期間温泉でなくキャンセルと予約減により、赤字となっています。




「はしうど荘」は温泉宿で、 和室と洋室があります。温泉については、すでに営業時間でお客さんが入っておられ写真はありませんが。名勝「立岩」を望む海に面した温泉です。


  塩害のため、塩害対応の室外機でも痛みは早く、5~6年で買い替えが必要になります。
  隣接の森林組合の施設が朽ちかけています。解体などの対応が必要です。

 次に、「浅茂川温泉静の里」に行きました。温泉、レストラン、プールからなる施設で、景色が良いので、温泉の利用は多いのですが、地元の年券での入浴客が自分のところの風呂のように振る舞うことへの苦情もあり、年券のあり方の検討が必要なことと、プールの維持管理が全体の経営の重荷になっています。




 最後に、八丁浜シーサイドパークに行きました。平成22年度は指定管理1年目であり、これまでの継続を心がけたとのことであり、市外からの指定管理者ですが、施設に関わる6人全員が地元雇用で、行政の評価も高いようです。ただ、指定管理施設外の市管理の道路敷などの草刈りができていないことが、市の責任なのですが、一般市民の方に誤解があり、管理ができていないとの意見が出ているようです。