2011/08/11

ジュリーニとルービンシュタインのブラームス、ムーティのベートーヴェン、チャイコフスキー

最近買ったCDです。 

 左上カルロ・マリア・ジュリーニ指揮のウィーン・フィルとのブラームス交響曲全集は、評価の高い演奏でしたがジュリーニ生前には手が出ませんでした。でも、無理をしなかったのは正解で、CD4枚組の全集がEU盤で2,020円でした。ジュリーニは遅いテンポでじっくりと指揮しウィーン・フィルの音色も堪能できます。

 右上は、アルトゥール・ルービンシュタインのブラームスボックスです。CD9枚組で2,690円(実質は2,286円)でした。若い頃、このなかの1枚ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集(ヴァイオリンはシェリング)をLPで持っていましたが、その1枚の値段で9枚買えます。ルービンシュタインの室内楽ピアノも素晴らしいとは思っていましたが、若い頃は到底買うことはできませんでした。ブラームスの渋い室内楽、ピアノ五重奏曲ヘ短調、ピアノ四重奏曲1~3番、ピアノ三重奏曲1~3番、チェロ・ソナタ1、2番、ピアノ小品とそれからピアノ協奏曲1,2番も入っています。最近の録音の良いものとは違いますが、中身はたっぷり詰まっています。時代は大きく変わりました。

 左下のリッカルド・ムーティ指揮のベートーヴェン交響曲全集+ピアノ協奏曲第3番(ピアノはリヒテル)は、CD6枚組で1,695円(実質1,525円)で、右下の同じくリッカルド・ムーティ指揮のチャイコフスキー交響曲全集+ピアノ協奏曲第1番(ピアノはガヴリーロフ)+管弦楽曲集は、CD7枚組で1,821円(実質1,639円)でした。ムーティは、若い頃(1980年代)からイタリアオペラやモーツァルトのオペラをNHK-FMでよく聴き、私のなかでは長い間オペラ指揮者であり、オーケストラ指揮者としては認知していなかった(聴いていなかった)のですが、イタリア人らしくよく歌い、よく鳴らす熱い指揮は好きだったので、お安い限定版がEUで発売されたので購入しました。若さを楽しめます。