午後1時30分から、久美浜町 久美浜機業センターにて市民と議会の懇談会。市民の方から、原発に関する考えを問われ、第1班の議員全員がそれぞれの考えを述べました。
私は、7月14日の再生エネルギー法案の審議入りにも書いたように、イギリスやドイツの事例から風力発電や太陽光発電のコストが高いんこと、バイオエネルギーについては評価に値しないことから、安全でクリーンなエネルギーにはたいへんコストがかかること、火力についても、電力料金が2割以上上がることなど、原子力を止める前提として、経済的負担が高いことが議論される必要があることと、原子炉も少なくとも旧式の沸騰式は止めて、加圧式も2重3重の安全対策をして稼働させるなど、安全についての信頼性が必要なことを述べて、今すぐすべての原子炉を止めることはできないと考えていると述べました。
仮に、来年の夏までに原子炉がすべて止まり、電力供給が不安定になるなかで電力料金の値上げが起これば、製造業の空洞化は止まらなくなると思います。