今日は朝9時30分から、丹後町竹野集会所での懇談会です。開催時間が早いので、参加者が少ないのではないかと懸念していましたが、10人の方に参加いただきました。
みなさん端に座られていますが、活発な発言があり、11時過ぎまで懇談ができました。
竹野地区は、下水道計画の変更の際に集合処理区から、浄化槽による個別処理区に変更になりました。しかし、海に面し平地の少ないところであり、各家の空き地は広くありません。1戸に1浄化槽という考え方では整備が不可能な地域であり、数戸で合同の浄化槽の設置が必要ですが、京都府の条例が妨げとなっており条例改正を求めています。
きょうの会場でも発言があり、数戸での合同の浄化槽設置は国土交通省も認めており、他府県ではできるが、なぜ京都府でできないのか、議員は現状をどう認識しているのかなど、厳しい意見と、早期実現を求める要望がありました。
また、下水道審議会に出られている方から発言があり、一般会計から10億円程度を繰り入れするのが限界という説明のなかで、値上げの答申となっていること、審議会では出来るだけ繰り入れをするように意見を述べたこと、決算は黒字であったので、経済状況も悪いなか市民の負担を仰ぐのではなく、黒字分を負担減に充てるべきだと言った意見があり、これに対して産業建設委員会での審査の状況と繰り入れに対しての意見などを説明させていただきました。
他にも、敬老会補助金の減額についての区長会への説明に対して発言があり、健康大長寿など言葉では長寿をことほぐなどといっており、施策としてやっているのなら、財政が厳しい云々と理屈が違うこと、広報等で財政の黒字が書いてあったので、黒字分を市民の福祉のために使うべきだといった意見でした。旧竹野小学校跡施設の活用についても意見、要望がありました。