2011/11/23

ヤーコンの収穫


 ヤーコンの収穫をしました。ヤーコンは南米原産のキク科の植物で、生で食べると甘くてしゃきしゃきした梨に近い食感です。そのため中国では「雪蓮果」の商品名で主に果実店で売られています。(我が家ではサラダや天ぷら、きんぴらなどにして食べます。)

 ご存じない方も多いと思うので、ヤーコンに含まれる成分の比較表を掲載します。
*フラクトオリゴ糖とは
 フラクトオリゴ糖は腸では吸収されず善玉菌ビフィズス菌の餌となり、ビフィズス菌を増加させ、 整腸作用を増進させます。便通を正常化(便秘解消)し、血液中の脂質(コレステロール)や血糖値、血圧等の改善を促進します。また、腸内細菌叢のバランスを整えることにより、老化やガンの予防にも効果を発揮するとされています。
 
*低カロリー
 サツマイモ、馬鈴薯等のイモ類はデンブンを豊富に含んでいますが、ヤーコンはデンブンを殆ど  含んでいません。また、ヤーコンは低カロリーですが、フラクトオリゴ糖、食物繊維、ミネラルを豊富に含んでいます。
 
*ポリフェノール
 抗酸化物質ポリフェノールには動脈硬化予防に効果があります。赤ワインと同等の豊富なポリフェノールが血液をきれいにし、動脈硬化を予防します。
 
*食物繊維
 食物繊維が多いと云われるイモ類の中でもヤーコンは群を抜いています。

 今年の収穫は、苗をつくるのが遅かったため、あまり多くはありませんが、一部、常吉村営百貨店さんが京都府農林水産フェスティバル(11月26~27日)で販売してくださいます。(数年前は「楽農くらがき」が収穫して販売していました。)
これぐらいの型の良いのが多いとよいのですが、 今年は3分の1程度でしょうか。
 塊茎部は来年の苗をつくるために土をつけたまま籾殻をかぶせて来年の春まで保管します。ヤーコンは食用の部分から芽はでません。